基礎概念
- # AI(人工知能) Artificial Intelligence
- 人間の知的な作業(理解・推論・学習・生成など)をコンピュータで実現する技術の総称。現在のニュースで「AI」という場合、多くは生成AIや大規模言語モデルを指しています。 関連記事を探す →
- # 生成AI Generative AI
- 文章・画像・音声・動画・コードなどを新しく「生成」できるAIの総称。ChatGPTの登場(2022年)以降に急速に普及し、現在のAIブームの中心にある技術です。 関連記事を探す →
- # LLM(大規模言語モデル) Large Language Model
- 大量のテキストで学習した、言語を扱うAIモデル。ChatGPT(GPTシリーズ)、Claude、Geminiなどの中身がこれにあたります。文章の理解・要約・翻訳・生成・推論など幅広い作業をこなします。 関連記事を探す →
- # 機械学習 Machine Learning
- データからパターンを自動で学び、予測や判断を行う技術。ルールを人間が書くのではなく、データを与えて「学習」させるのが特徴で、現代のAIのほぼすべての土台です。 関連記事を探す →
- # 深層学習(ディープラーニング) Deep Learning
- 多層のニューラルネットワークを使った機械学習の手法。画像認識・音声認識・言語処理の性能を飛躍的に高め、2010年代以降のAI進化の原動力となりました。 関連記事を探す →
- # ニューラルネットワーク Neural Network
- 脳の神経回路を大まかに模した計算の仕組み。多数の「ノード」が層状につながり、データが通過するたびに変換されます。層を深くしたものが深層学習です。 関連記事を探す →
モデルと学習
- # パラメータ Parameter
- モデル内部の調整可能な数値。学習によって決まり、モデルの「知識」や振る舞いを担います。数十億〜数兆個の規模があり、パラメータ数はモデルの規模を示す指標としてよく使われます。 関連記事を探す →
- # 事前学習 Pre-training
- 大量のデータでモデルの土台を作る最初の学習工程。ここで言語や世界に関する幅広いパターンを獲得します。その後の微調整(ファインチューニング)と対になる概念です。 関連記事を探す →
- # ファインチューニング Fine-tuning
- 事前学習済みのモデルを、特定の目的やデータに合わせて追加学習させること。少ないデータで専門分野に適応させられるため、企業の独自AI開発でよく使われます。 関連記事を探す →
- # RLHF(人間のフィードバックによる強化学習) Reinforcement Learning from Human Feedback
- 人間が「良い回答」を選んだ評価データを使い、モデルの出力を人間の好みに沿うよう調整する手法。ChatGPTが自然な受け答えをできる理由のひとつです。 関連記事を探す →
- # 推論 Inference
- 学習済みモデルを実際に動かして回答や生成を行うこと。「学習」と対になる言葉です。推論のコストと速度はAIサービスの収益性を左右するため、推論専用チップの開発競争も進んでいます。 関連記事を探す →
- # 推論モデル(リーズニングモデル) Reasoning Model
- 回答の前に内部で段階的に「考える」工程を挟むタイプのモデル。数学・科学・プログラミングなど複雑な問題で性能が大きく向上する一方、応答時間と計算コストが増えます。 関連記事を探す →
- # オープンウェイト / オープンソースモデル Open Weights
- 学習済みモデルの中身(重み)を公開し、誰でもダウンロードして使えるようにしたモデル。MetaのLlamaやMistralなどが代表例で、公開の是非はAI業界の大きな論点です。 関連記事を探す →
使いこなしの用語
- # プロンプト Prompt
- AIへの指示や質問の文章。プロンプトの書き方ひとつで出力の質が大きく変わります。効果的な指示を設計する技術は「プロンプトエンジニアリング」と呼ばれます。 関連記事を探す →
- # コンテキストウィンドウ Context Window
- モデルが一度に扱える情報量の上限。これが大きいほど長い文書や会話を丸ごと処理できます。「100万トークン対応」のような表現でモデルの売りとして紹介されます。 関連記事を探す →
- # RAG(検索拡張生成) Retrieval-Augmented Generation
- 質問に関連する資料を検索して見つけ、それをAIに渡してから回答させる仕組み。社内文書に基づくAIアシスタントなど、企業導入で最も使われるパターンのひとつです。学習し直さずに最新情報や固有情報を扱えるのが利点です。 関連記事を探す →
- # エンベディング(埋め込み) Embedding
- 文章や画像を、意味の近さを計算できる数値の並び(ベクトル)に変換したもの。「意味が似ている文書を探す」検索の基盤技術で、RAGやレコメンドに使われます。 関連記事を探す →
- # ハルシネーション(幻覚) Hallucination
- AIが事実でない内容を、もっともらしく生成してしまう現象。生成AIの最大の弱点のひとつで、出典の確認やRAGの併用など対策が研究されています。 関連記事を探す →
- # ゼロショット / フューショット Zero-shot / Few-shot
- 例を見せずに指示だけで作業させるのが「ゼロショット」、いくつか例を見せてから作業させるのが「フューショット」。例を数個見せるだけで精度が上がることが多く、実務でよく使うテクニックです。 関連記事を探す →
エージェントと応用
- # AIエージェント AI Agent
- 指示を受けて、自分で手順を考え、ツールを操作しながら複数ステップの作業を自律的に進めるAI。調べ物・予約・コード修正などを任せられる存在として、2025年以降のAI業界最大のテーマになっています。 関連記事を探す →
- # ツール使用 / 関数呼び出し Tool Use / Function Calling
- AIが検索・計算・データベース照会・外部サービス操作などの「道具」を自分で呼び出して使う仕組み。エージェントを実現する基盤技術です。 関連記事を探す →
- # MCP(Model Context Protocol) Model Context Protocol
- AIと外部ツール・データをつなぐ共通規格。Anthropicが2024年に公開し、業界標準として急速に普及しました。対応ツールならどのAIからも同じ方法で接続できます。 関連記事を探す →
- # コーディングエージェント Coding Agent
- プログラミング作業を自律的に行うAIエージェント。コードの生成だけでなく、ファイルの編集・テスト実行・修正まで一連の開発作業をこなします。Claude CodeやCodexなどが代表例です。 関連記事を探す →
安全性と規制
- # アライメント Alignment
- AIの目標や振る舞いを、人間の意図や価値観に沿わせるための研究・技術。AIが高性能になるほど重要性が増すとされ、主要AI企業が専門チームを置いています。 関連記事を探す →
- # ジェイルブレイク(脱獄) Jailbreak
- AIの安全制限を回避して、本来出力しないはずの内容を引き出そうとする行為。防御側との攻防が続いており、AIセキュリティの主要テーマです。 関連記事を探す →
- # 電子透かし(ウォーターマーク) Watermarking
- AI生成コンテンツに、人間には見えない目印を埋め込んで判別可能にする技術。生成物の氾濫への対策として規制側からも注目されています。 関連記事を探す →
インフラとビジネス
- # GPU Graphics Processing Unit
- もともと画像処理用のチップですが、並列計算が得意なためAIの学習・推論の主力ハードウェアになりました。NVIDIAが市場をほぼ独占しており、供給や価格の動向が業界全体を左右します。 関連記事を探す →
- # AIチップ / アクセラレータ AI Accelerator
- AI計算に特化した半導体の総称。GoogleのTPUや、各社が開発する独自チップなどがあり、GPU依存からの脱却を目指す動きがニュースでも頻出します。 関連記事を探す →
- # データセンター Data Center
- AIの学習・推論を支える大規模計算施設。AI需要で建設ラッシュが起きており、投資額の巨大さと電力消費が経済・環境の両面で注目されています。 関連記事を探す →
- # エッジAI / オンデバイスAI Edge AI
- クラウドではなく、スマートフォンやPCなど手元の機器上でAIを動かすこと。通信不要でプライバシーに強い一方、動かせるモデルの規模に制約があります。 関連記事を探す →
- # API Application Programming Interface
- プログラムからAIモデルを呼び出す窓口。開発者はAPIを通じて自社サービスにAIを組み込みます。API利用料はAI企業の主要な収益源です。 関連記事を探す →
- # 基盤モデル Foundation Model
- 幅広い用途の土台として使える大規模モデルの総称。ひとつのモデルを様々なサービスに応用できることから「基盤」と呼ばれます。GPT・Claude・Geminiなどが該当します。 関連記事を探す →
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